【福岡の本格茶室~松風園 松風庵編~】立寄りにおすすめ!実際に出会った名建築
「福岡市内で訪れることができる本格茶室行ってみたくは
ありませんか?」
と初回の松風園紹介時に冒頭で書いているにもかかわらず、
3回目にしてようやく、小間のおはなしを出すに至ります。
(過去記事はこちら)
kenchiku-tabi-yao.hatenablog.com
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ということで、
踏み込み床~ひなまつり飾りつき~(よっ!)
貴人口・躙り口からみえる景色が風情を感じさせてくれます。(よっ!松風屋!!)
女竹を小舞とした(下地とした)下地窓から見える植栽がまた風情を
感じさせてくれます。(ないすう!)
真ん中に開口を設けた下地窓、壁と対照的な群青の腰貼りが映えてます。
腰貼りは、塗り壁の保護と着物の裾汚れ防止が目的ですが、その意匠も映えです。
(ありがとうぅぅぅ~~)
天井もすばらしい。落ち天井により2種類の意匠を見せてくれてます。
構造材となる柱が現しとなる真壁造は日本の和をもたらしてくれますよね~。
(ぽんぽ~~~~~~ん!!)
よくよく見ると、木や竹があんなところ、こんなところに。
壁塗りも技術が試されます。
職人さんがこれでもかと技を披露しております。
2月の早い時間帯の日差しと相まって松風庵の魅力が引き立っていました。
もう一度行ってみたくなる松風園…さいこ~~~~~(^O^)/
今日までに広間・あずまや・松風庵をご紹介しましたが、もう少し
お伝えしたい箇所がありますんで、もう少々お付き合いください。
ではまた次回に!しつれいします。